Tokyo Community Radio Presents “sessions” vol.3

Tokyo Community Radio Presents “sessions” vol.3 at 伊豆稲取スポーツヴィラ(静岡県)

昨年に引き続き、公募型の育成プログラム ”sessions” を4月17日〜4月19日に伊豆稲取 スポーツヴィラにて開催することが決定(※ 応募フォームは本ページの末尾に記載)。

2023年に始動し、今回で3回目を迎える “sessions” は、「DTMをすでに始めていて、DJでかけるようなトラックを作りたい人 / リリースをしたい人」と「DJをすでにやっていて、現場に出たい人 / 現場にはよく出ているけどDTMを始めたい人」などを対象に、楽曲制作のスキルとマインドの向上や、経験の共有を密に行っていくプログラム。

特に、伊豆稲取 スポーツヴィラで行う2泊3日合宿では、その名の通り「セッションする」ことを重視している。基本的には、個人 / グループ制作を行いながら、トラックを作った後のリリースに至るまでのプロセスや、プロモーション事例などのディスカッションを展開。

その中で、発案者のLicaxxxとStones Taroをはじめ、サポーターとして参加するkZmやCYBER LUIなど現役第一線のアーティストたち、DJ DISKやYohji Igarashiといった熟練のプロデューサーたちとともに、DTMを通して抱えている問題をシェアしながら、克服する方法やティップスを伝え合ったり、その場で共作をすることで補い合ったりできるところが、このプログラムの大きな魅力である。

さらに今回は、『Rainbow Disco Club』(以下、RDC)への出演も決定している、香港を拠点にワールドワイドに活躍するプロデューサー、Mr. Hoの特別参加も決定。
「DTM × DJ」という双方向的なスキルアップはもちろん、実際に制作活動とDJ活動を並行して行う中での効率良くインプット / アウトプットする方法などに関しても、新たな発見が多くなること間違いない。

今年15周年を迎える『RDC』と、Red Bullによるサポートにより、参加者には4月19日〜21日に開催されるRDCの入場チケットが特典として与えられ、合宿の後には世界トップレベルで活躍するDJやトラックメイカーの実際のステージを体験することができる。

募集期間は、本日 3月8日(金)12:00から3月10日(日)の23:59まで。
参加合否発表は3月中旬に行われる予定となっている。

以下のLicaxxxからのメッセージと応募条件と募集要項を読んで、ぜひお気軽にご応募いただきたい。

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〈Licaxxxよりコメント〉

今年の合宿はセッションをより意識するものにしようと思います。ラッパー、DJ、トラックメイカーなどそれぞれの強みを活かし協力し合うことで、オリジナリティ・バイヴス・中毒性などダンスミュージックに不可欠な要素をドンドン生み出し、最強な曲を完成させましょう。

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■「Tokyo Community Radio Presents  “sessions” Vol.3 」開催概要

日時:2024年4月17日(水)〜 4月19日(金)
場所:伊豆稲取 スポーツヴィラ(静岡県)

参加費:無料
特典:4月19日(金)〜21日(日)に開催『Rainbow Disco Club』参加チケット 他

モデレーター:Licaxxx
サポーター: Mr. Ho / kZm / CYBER RUI / DJ DISK / Stones Taro / Yohji Igarashi / kengotaki

募集期間:2024年3月8日(金)12:00 ~3月10日(日)23:59まで
年齢:20歳以上(2023年3月17日(金)の時点で満20歳以上)
合否結果:2023年3月中に合格者のみ通知
参加条件:開催期間3日間参加が可能、普段使用しているDAWの入ったPCを持参できる事

応募フォーム:

リンク:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSevlLQyTyVQkrJrn6iKX63hp3D72T7SzB2JRskXP-Xm-JyaoA/viewform?usp=sf_link

Licaxxx
Residents

Licaxxx

東京を拠点に活動するDJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。
2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。
2016年にBoiler Room Tokyoに出演した際の動画は50万回以上再生されており、『Fuji Rock』など多数の日本国内の大型音楽フェスや、『CIRCOLOCO@DC10』などヨーロッパを代表するクラブイベントに出演。日本国内ではPeggy Gou、Randomer、Mall Grab、DJ HAUS、Anthony Naples、Max Greaf、Lapaluxらの来日をサポートし、共演している。
さらに、NTS RadioやRince Franceなどのローカルなラジオにミックスを提供するなど幅広い活動を行っている。

さらにGilles Petersonにインスパイアされたビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰。若い才能に焦点を当て、日本のローカルDJのレギュラー放送に加え、東京を訪れた世界中のローカルDJとの交流の場を目指している。

また、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽などを多数制作しており、近年ではChika Kisadaのミラノコレクションに使用されている。

Licaxxx is a Tokyo based DJ, music producer, editor and radio personality.

Making her DJ debut in 2010, she mainly focuses on machine techno and house to manipulate the tension of the dance floor.
She appeared in Boiler Room Tokyo in 2016. The video of her performance has been played about 400,000 times. Other appearances include Fuji Rock, one of the most prominent and long lasting festivals in Japan. She has also played at European club events such as CIRCOLOCO@DC10 , and provided mixes for NTS Radio and Rince France. DJs she performed along side with include Peggy Gou, Randomer, Mall Grab, DJ House, Anthony Naples, Max Greaf and Lapalux.

Licaxxx is the organizer of ”Tokyo Community Radio”, a pirate video stream radio inspired by Gilles Peterson, where local DJs have shows regularly. While focusing on young talent, one of the goals of TCR is to become a place of interaction between foreign talent and local DJs.

Licaxxx produces ambient music which has been used in shows of fashion brands Chika Kasai for their Milano collection and dressedundressed for their Tokyo Collection.

kzm

kzm

1994年渋谷生まれ、渋谷育ち。ヒップホップクルー、YENTOWN所属のラッパー。
幼少期からブラックミュージックやバスケットボールに親しみ、ラッパーとして始動後すぐに頭角を現す。
2020年リリースの2ndアルバム「DISTORTION」ではApple Music総合一位を獲得。RADWIMPSのボーカル野田洋次郎とのコラボ楽曲「追憶 feat. Yojiro Noda」やKenny beatsとの楽曲「GYAKUSOU」など国内、ヒップホップ界に止まらず音楽活動の幅を広げている。
また自身で立ち上げたコレクティブ/レーベル〈De-void*(デヴォイド)〉主催の人気イベントJungle Crashなど音楽を軸としたレーベル活動も注目を集めている。

CYBER RUI

CYBER RUI

近代化する世界を感じ取り、独自の世界観を様々な音楽スタイルで表現するアーティスト、CYBER RUI。
15歳で弾き語りを始め、多様なカルチャーに触れてきた彼女はその後ヒップホップと出会い強く影響を受ける。音楽を通じて、自己の核となるアイデンティティを絶えず探求している。キャリア1年目に出演した”ラップスタア誕生2021″をきっかけに、瞬く間にシーンの注目株となった。
枠にはまらないニュートラルなスタイルが彼女の魅力だ。1stアルバム『ISSUES DELUXE』では、自己と社会の構造やシステムをテーマに、光と闇の間での葛藤を描き、彼女の多面的な魅力をさらに深めた。

Mr. Ho

Mr. Ho

Mr. Ho is a music collector, DJ, Producer and Label Owner.

Alongside Luca Lozano, Mr. Ho runs and curates Klasse Wrecks, the cult label that is responsible for some of the most highly anticipated and much-desired records in electronic music in recent years.

Mr. Ho has made music for Klasse Wrecks, Cabaret Recordings, Clone Permanent Vacation, Gudu and a few others. Every Mr. Ho release/remix has its own style, but is made with respect for each of the imprints/artists. Having started his career as a turntablist, Mr. Ho has an easy and natural ability as a DJ. His sets are energetic and unpredictable, rooted in House, Techno, Breakbeat and Electro.

Mr. Ho currently holds residencies at Mihn (Hong Kong) and Tresor (Berlin).

〈Klasse Recordings〉主宰、レコードコレクター/DJ/プロデューサー。
15年以上に渡ってDJ活動とレコード収集を行っているMr. Hoは、ハウス/テクノ/ディスコ/ブレイクビーツ/エレクトロニカを起源としたヒプノティックでありながらもエネルギッシュなセットをプレイする一方で、地下ダンスミュージックシーンで最も期待を寄せられているレーベルのひとつである〈Klasse Wrecks〉の運営を行なう。
近年活動の拠点を故郷である香港に移し、同地のクラブ宀(Minh) とベルリンのOhmにて開催しているパーティGrafiti Tapesでレジデントを務めるようになり、現在ヨーロッパとアジアの両シーンで精力的に活動している。
プロデューサーとしてのMr. Hoは、〈Klasse Wrecks〉〈ESP Institute〉〈Clone Jack for Daze〉〈Neubau〉〈Crème Organization〉等のレーベルからリリースを行っており、そのいずれもが独創性に富む作品となっている。

Stones Taro

Stones Taro

京都在住のDJ/プロデューサー。90’sハウス、UKガラージ、ジャングルに強く影響を受けた楽曲を、ロンドンはじめ国内外のレーベルからリリース。2020年に〈YAM Records〉からリリースされた『Word Rush EP』は世界各地のレコードショップで完売、リプレスされるなど注目を集めた。
2017年より、同じく京都在住のDJ/プロデューサーであるLomaxと共に、京都拠点の忍者ハウスレーベル〈NC4K〉の運営を開始。継続的なリリースを重ね、国内外を繋ぐ重要レーベルとして評価を得ている。
Shadow Child、Objekt、Yaeji、Coco Bryceなど国外の主要プロデューサーからもサポートを受けている。

Yohji Igarashi

Yohji Igarashi

プロデューサー/トラックメイカー/DJ。
ラッパー HIYADAMのメインサウンドプロデューサーを務める他、これまでに様々なアーティストへの楽曲提供/リミックスを行う。ソロでは2017年に自身初となるダンス・ミュージックEP「PINK」をOKAMOTO’Sのドラマー、オカモトレイジが主宰するエキビションマッチYAGI EXHIBITIONにてCD限定でリリースし、翌年にデジタルリリース。2020年5月には2nd EPとなる「LOVE」をリリース。また、2021年9月にはシンガー・ぷにぷに電機とコラボレーションした楽曲「Deeper」をリリース。
2022年1月にはJAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属するリコーブラックラムズ東京の公式チームソング「WINNING」をKANDYTOWNのGottz、Ryohuと共に手掛ける等幅広く活動。同年3月にはDaokoとのコラボレーションEP「MAD EP」をリリースした。
その他、数々のクラブイベントにDJとして出演する傍ら、Daoko(w/ Yohji Igarashi)名義でのライヴ出演や、ODD Foot Works、Ryohu (KANDYTOWN)等のライブサポートも務めている。

kengotaki

kengotaki

大阪を拠点に精力的に活動を続けるFULLHOUSE CREWの一員としてDJキャリアをスタート。短期間の中で様々なイベントでの出演を重ね、現在はPeggy Gou大阪ツアーのサポートアクト、著名ブランドのレセプションDJへの抜擢、また国内外から支持の厚いCircusでの海外アーティスト招致イベントのオーガナイズを定期的に主催している。また、DJとしての活動以外にもオープン以後、着々と感度の高いお客から話題を集めるSELECT&VINTAGE SHOP Oopsにて中心スタッフとしての一面も待ち合わせている。

Kotsu
Residents

Kotsu

1995年千葉県市川市生まれ。
ハウス・ミュージック・コレクティブ『CYK』のメンバーとして様々なヴェニューでパーティーをオーガナイズし、Baba StiltzやMall Grab、Ross From Friendsなど数々のアップカミングなDJ/プロデューサーを招聘。2020年には幻の開催となったフェスティバル『Rainbow Disco Club』にラインナップされた。

B2Bスタイルを軸に広義の”ハウス”の解釈のもと、日本を中心に海外も含めた様々なシチュエーションでプレイを重ねている。また、旧来のハウス・ミュージック・カルチャーに準拠し、セーフスペースの概念に重きを置いたフロア作りを行なっている。

ソロではジャンルに縛られず国内外で多くのギグを重ねる傍ら、昨年9月まで渋谷KOARAにて『UNTITLED』を主催し、京都へ移住以降も場所を問わず不定期で開催している。DJingというアートフォームの可能性実験や、ダンス・コミュニティの濃密なフォーラムとして機能している。加えてグラフィックデザインやZINEの製作を行うなど、あらゆるフォーマットでアウトプットを行なっている。”DJ”という肩書きに依拠せず活動する彼は、この時代に投下された一種の吸収体による純粋な反応に過ぎない。

また、先述の通り現在は京都に1年間限定で移住しており関西圏でのギグを始め、岡山YEBISU YA PROでのレギュラーパーティーや広島、熊本、大分でのギグなどコロナ渦以降のダンスミュージックシーンを観察すべく全国を周遊中。