Tokyo Community Radio Presents  “communities” at WOMB

Tokyo Community Radio Presents “communities" at WOMB, Shibuya

Licaxxxが主宰するオンライン型のラジオプラットフォーム「Tokyo Community Radio」(以下、TCR)が新たにイベントシリーズをローンチ。コロナ禍の2020年に、東京を含む全国5都市を繋げて行ったオンラインイベント『communities』をリアルイベントへと発展させ、日本全土に深く広がるローカルコミュニティを紹介しながら、成長著しいアジア圏を始め、欧米圏へも着実にコネクトしていくための新たな一歩となる。

有機的に循環するその輪の中心となるのは、主宰であるLicaxxxを筆頭とするTCRレジデント、すでに現行ローカルシーンの核を担う世代と、今後よりシーンに厚みをもたらしていく新世代。イベントごとに様々なDJが入れ替わり立ち替わりながら、シーンとコミュニティを拡張させ、新たなアクションが生まれていく瞬間に注目し、そしてぜひ参加して体感していただきたい。

そして今回は2Fに、4/1と4/2に国立競技場で開催されるYOSHIROTTEN による大規模インスタレーション “SUN” にてオープニングイベントでパフォーマンスを行うNY拠点のアーティスト、Debitの出演が緊急決定。出身地であるメキシコを始め、南米~北米と広い電子音楽コミュニティに携わってきた彼女は、土着的な音楽をユニークな手法で再構築し、アヴァンギャルドなサウンドや、時にドローンのテイストであったり、メランコリーなアンビエンスへと昇華していくプロデューサーとして高く評価を受ける一方で、自然と沈ませたくなるラテン・クラブミュージックのスイングを現行テクノのフレームワークに焼き付けるようなDJとしても支持を集めている。また2022年には、自身のルーツであるメキシコ・マヤ文明の管楽器についての研究を、AIに学習させて開発した創造的な電子楽器によって構築した、野心的なエレクトロ・アコースティック作品『The Long Count』を2ndアルバムとして発表したばかり。その独自の世界観がDJというスタイルを通じて如何様に昇華されるのか必見である。

2023/3/31(Fri)
Open/Start:23:00
at 渋谷 WOMB

【Admision】
DOOR:¥3,000
U-23:¥2,000

【Line up】
[2F]
Debit (NYC)
FELINE
Licaxxx

[1F]
Romy Mats & DNG
Nari
Frankie $
Million Dollar Sounds

[4F]
discopants
Karuta
Kayon (from Korea)
Kamome

WOMB
東京都渋谷区円山町2-16
03-5459-0039
http://www.womb.co.jp

【ATTENTION】
20歳未満の方のご入場は一切お断りさせて頂きます。
入場の際全ての方にIDチェックをさせて頂きますので、顔写真付きの身分証明書(生年月日記載)をお持ち下さい(コピー不可)。
ご本人様と確認出来ない場合にはご入場をお断りする場合がございます。

You must be 20 years or older to enter and a vaild photo ID containing your birthdate is required at the door.
Copies are not acceptable. We reserve the right to refuse admission to anyone.

Debit

Debit

メキシコのモンテレイで生まれ、アメリカに移住して育ったDebitことDelia Beatrizは、長い間、多くの異なる世界にまたがってきた。DJとしての彼女の選曲は、ラテンクラブミュージックの紛れもないスイングを鉄壁のテクノのフレームワークに焼き付け、プロデューサーや作曲家としては、アバンギャルドやドローンモードからヴァナキュラーダンスミュージックへと迷うことなくスライドしていく。

Beatrizは、ロードアイランド州プロビデンスで学んでいた2009年から演奏と録音を始め、南米とメキシコの様々な場所で電子音楽コミュニティに関わってきた。2013年にニューヨークに永住し、シンセリグをUSBに交換し、地元のダンスシーンで定期的にDJを行い、Debitという呼称を確立。2018年に〈N.A.A.F.I〉からリリースされたデビューアルバム『Animus』は、クラブサウンドとメランコリーなアンビエンスを織り交ぜ、FACT、Resident Advisor、Noiseyなどのメディアから絶賛を浴びた。NYUでミュージック・テクノロジーの大学院を学んでいた頃、Beatrizはこれまでの彼女の最も決定的な声明であるEP『System』を組み立てた。また、このEPは、彼女のユニークなアプローチの二面性を強固にし、リリース直後から普遍的な評価を受け、FACT、Pitchfork、Resident Advisorの年末のリストに大きく掲載されることとなった。

2022年、Beatrizは2枚目のアルバム『The Long Count』をリリース。本作は、未来を見通すために過去を掘り下げる、野心的なエレクトロ・アコースティック作品であり、マヤの管楽器について研究し、AIが楽器のアーカイブを創造的に再文脈化するのに役立つと考えた彼女は、機械学習を利用したデジタル楽器を開発し、完全に時代を超越したと感じる音楽を作り上げた。このアルバムは2月にイギリスの伝説的なインプリント〈Modern Love〉から発売され、Resident Advisor、Mix Mag、Dj Magでリリースされたその月のベストアルバムに入れられ、同時にThe Guardian紙ではその月のグローバルアルバムに選出された。また、このアルバムはBBC 3、Pitchfork、Dazed、IDなど多くのメディアで取り上げられ、Guardian誌の年間ベスト・グローバル・アルバム第3位にランクされるなど、長期的に高い評価を受けた。

Licaxxx
Residents

Licaxxx

東京を拠点に活動するDJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。
2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。
2016年にBoiler Room Tokyoに出演した際の動画は50万回以上再生されており、『Fuji Rock』など多数の日本国内の大型音楽フェスや、『CIRCOLOCO@DC10』などヨーロッパを代表するクラブイベントに出演。日本国内ではPeggy Gou、Randomer、Mall Grab、DJ HAUS、Anthony Naples、Max Greaf、Lapaluxらの来日をサポートし、共演している。
さらに、NTS RadioやRince Franceなどのローカルなラジオにミックスを提供するなど幅広い活動を行っている。

さらにGilles Petersonにインスパイアされたビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰。若い才能に焦点を当て、日本のローカルDJのレギュラー放送に加え、東京を訪れた世界中のローカルDJとの交流の場を目指している。

また、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽などを多数制作しており、近年ではChika Kisadaのミラノコレクションに使用されている。

Licaxxx is a Tokyo based DJ, music producer, editor and radio personality.

Making her DJ debut in 2010, she mainly focuses on machine techno and house to manipulate the tension of the dance floor.
She appeared in Boiler Room Tokyo in 2016. The video of her performance has been played about 400,000 times. Other appearances include Fuji Rock, one of the most prominent and long lasting festivals in Japan. She has also played at European club events such as CIRCOLOCO@DC10 , and provided mixes for NTS Radio and Rince France. DJs she performed along side with include Peggy Gou, Randomer, Mall Grab, DJ House, Anthony Naples, Max Greaf and Lapalux.

Licaxxx is the organizer of ”Tokyo Community Radio”, a pirate video stream radio inspired by Gilles Peterson, where local DJs have shows regularly. While focusing on young talent, one of the goals of TCR is to become a place of interaction between foreign talent and local DJs.

Licaxxx produces ambient music which has been used in shows of fashion brands Chika Kasai for their Milano collection and dressedundressed for their Tokyo Collection.

FELINE
Residents

FELINE

1995年生まれ。地元である茨城県水戸市にてDJを始める。
現在は東京都内を拠点に移し、フィールドを固定することなくほどよく活動中。
UKのベースミュージック/レフトフィールドを主軸としつつ、感覚的に様々な色を織り込んでいくミックススタイルが特徴。常に模索しています。

Romy Mats
Residents

Romy Mats

1994年、東京生まれ。2017年1月より、世界中のアンダーグラウンドから日本へと伝わるエレクトロニックミュージックを独自の視点で紹介するパーティー『解体新書』を主宰、レジデントDJを務めている。『解体新書』は国内外の様々なアーティストをフィーチャーしながら、これまでにSaloon、WWWβ、Contact Tokyoと渡り歩き、規模と深度においては東京のシーンにおいて類を見ない発展を続けている。2021年6月からは、広義的かつ先鋭的にDJツールとなり得る音楽を中心にリリースするレーベル〈KTSNS〉を始動し、『解体新書』として更なる活動の幅を拡げている。
またDJとしての活動を始める以前より、本名名義のHiromi Matsubaraでライター/エディターとして活動し、2014年からは、国内の老舗エレクトロニックミュージック・メディア『HigherFrequency』で編集長を務めている。
ジャーナリストやオーガナイザーとしてダンスミュージックを探究し続ける精神性をDJでのセレクトにも活かし、電子音楽における伝統と革新を織り交ぜながら都市と楽園を望み、調和と混沌を瞬時に描く様なレンジの広い視野で、文脈を超えたミックスに挑んでいる。

Born in 1994, based on Tokyo. He organizes “解体新書 (Kaitai-Shinsho)“ that introducing electronic music from worldwide underground to Japan with its own perspective.
‘Kaitai-Shinsho’ has continued to develop in scale and depth unparalleled in the Tokyo scene, moving from Saloon to WWWβ to Contact Tokyo while featuring various artists from Japan and abroad, for example Call Super, Randomer, Pangaea, Peverelist, Moritz von Oswald, Laurel Halo, Leon Vynehall, Simo Cell, JASSS, MCMLXXXV, Nathan Micay, Yu Su, Tolouse Low Trax, Imre Kiss, S Olbricht, Bartellow, Haruka, Compuma, AKIRAM EN, Mars89 etc…
And from June 2021, he started the label “KTSNS” that release DJ tools in a broad and radical sense. He is expanding the scope of his activities based on his own platform.
He works as a writer / editor / journalist under his real name Hiromi Matsubara, and he act as chief editor of “Higher Frequency” that long-established Japanese electronic music media. He use his experiences as a writer / journalist / organizer in contact with dance music for track selection as a DJ, with a theme of tradition and innovation, urban and paradise, harmony and chaos, he will face a mix that goes beyond the boundaries of the context with a broad perspective. 

DNG (fka DJ No Guarantee)
Residents

DNG (fka DJ No Guarantee)

東京にてDJを開始、大小様々なベニューでのプレイを経て、ハウスミュージック・コレクティブ『CYK』に所属する。伝統的なハウス・ミュージックを広義に再解釈する折衷主義。緊張と緩和のバランス感を重視するスタイルと、オーガニックなセレクター的選曲で評価を得る。

Nari
Residents

Nari

北海道小樽市出身。94年生まれ。
18歳からDJ・オーガナイザーとして活動。2016年には東京拠点のハウスコレクティブ『CYK』を結成し、これまで数々のアップカミングなアーティスト達を招き、パーティを開催してきた。

また、2019年からはCYKのメンバーであるDJ No Guaranteeと共に、『所作-motion-』をcontactにて始動。

Frankie $
Residents

Frankie $

〈House Not House Records〉の片割れ、Frankie $は、ダークでフューチャリスティックなUKミュージックに情熱を傾けるDJ、プロデューサー、そしてプロモーター。

元々GrimeのDJであったFrankieは、2012年にイギリスから東京に移住し、楽曲の制作と同時に〈House Not House Records〉を 盟友Datwunと共にローンチさせた。彼のDJセットは、クラッシクハウスからガレージ、そしてブレークビーツからレーヴまで、幅広い広がりを含む。

レーベルとしてもパーティとしても注目を集める『N.O.S.』の主宰も行なっている。

Million Dollar Sounds

Million Dollar Sounds

メンバー全員が2000年生まれの東京を拠点とするDJコレクティブ。各々が様々な現場、広義的なジャンルでプレイし、活動の場を広げている。

discopants
Residents

discopants

97年石川県生まれ。2016年にDJを始めたミュージックラバー。開始と同時に『Re:』、そして20人弱が所属するクルーである『Enjoy Of Month』の一員として、同世代でパーティーを立ち上げ活動をおこなう。ジャンルを問わない金沢の恵まれた環境で様々なエッセンスを取り入れ、自身の中のダンスミュージックの幅を広げてきた。2020年には金沢を拠点として四つ打ちにこだわってきたチーム、『Mo’House』に加入。なお、discopantsの由来はディスコミュージックと関連していると思われがちだが、実は今は無き米国のアパレルブランド「ディスコパンツ」が好きだったという単純な理由から。悪しからず。

Karuta
Residents

Karuta

地元横浜のSound Community Dubを拠点に活動し、都内各所での出演も重ねている。
テクノ〜ハウス、エレクトロやブレイクビーツを織り交ぜたスタイルで疾走感あるプレイを得意とする。

Kamome

Kamome

99年生まれ。18歳の頃からDJ活動をスタート。
DiscoやRock、Balearicを敬愛した彼のバイナル二枚使いは世代問わず様々なベニューから定評を得ている。
2019年にDaichi, Kinya, Juddyと共に同年代のDJ party兼DJ collective “Vinyl Youth”を結束。渋谷老舗 DJ bar Koaraでレギュラーを持ちながら、江ノ島Oppa-la、道玄坂のMitsukiなどでも精力的にプレイ。
現在はDark discoを中心にCosmic,Balearicもかけ、2021年6月にはOPPLA THE 7 hoursをメイクする等、個人でも様々なパーティーからオファーが絶えない若きDJ。